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​,

私達は今、自分自身の人生を書き綴っている。

コロナと共に始まり、区切りを迎えたコロナ世代。

その中で「,」のような転機や躓き、停留の時を経験した。

そして今、それらの経験が「卒業設計」という一つの「,」として私達の人生に書き込まれている。

卒業設計は私達の建築人生における「.」ではない。

​わたしたちと未来をつなげる「,」となる。

comma

Flow
 

文の一区切りである「,」を用いて、起承転結を示す。

Day1は、First「起」としてアトリエ・ゼネコン・組織設計などの建築家の方々5名による講評会

Day2は、,and「承」として建築家に留まらず、建築に関わる幅広い分野の方々5名による講評会

Day3は、,but「転」として建築家・大学教授の方々9名と学生によるディスカッション

「結」はあえて示さないことで、これからも「建築」を創り続けることを形容する。

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​京都建築学生之会
 

私たち「京都建築学生之会」は、

京都の大学で建築を志す学生有志によって 1989 年 に 発足しました。

学内における普段の設計課題や研究活動とは別に、学生が大学の 枠を超 えて集い、

学生自らの意思で企画・運営する会です。

 

近年ではその参加大学も京都だけでなく近畿圏に広がり、

建築を通してより一層多く の人 たちと

コミュニケーションを図ることを目的とし、精力的に活動を続けています。 

  合同卒業設計展
「Diploma× KYOTO」

  ロゴ「纏め広がる展覧会」

「京都建築学生之会」は、設立元年より

合同卒業設計展を開催してきました。
過去には「京都六大学卒業設計展」と題し、京都大学、京都工芸繊維大学、立命館大学、京都造形芸術大学、京都精華大学、京都府立大学という6大学で行っていました。

 こうして築いてきた建築学生の輪を更に一層広げたいと考え、2006 年度からは6大学という枠を外し、幅広く近畿圏から有志を募る方向で組織を改めました。それには昨今の大学の卒業設計への注目度の高まりに加え、社会的な建築への関心、学生自身の意識の向上も大きな原動力となりました。


 展覧会名を「Dipoloma×KYOTO」と定め、今年度は近畿圏から25大学からの参加を予定しています。発足から 30 年が過ぎ、第 32 回目の展覧会を迎え、190名を超える有志と共に更なる意欲と希望に燃え、新たな歩みを踏み出そうとしています。

「Diploma」「Kyoto」の頭文字を強調し、

発表する学生を模した添景と組み合わせることで、建築学生が作り上げる展覧会であることを示す。

「D」と「K」をそれぞれ矢印に見立て、

​右側に行くにつれて細くなることで学びを一旦纏めていること、右側に行くにつれて太くなることで未来が広がっていることを表す。自分たち学生が展覧会で少し変わることを添景を逆さにして表す。

学生による自立した活力と向上心のある展覧会を目指します。

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